「川崎・しんゆり芸術祭(アルテリッカしんゆり2024)」は、プレ・イベントを含めて4月4日(木)～5月12日(日)の39日間にわたり川崎市麻生区にある新百合ヶ丘駅周辺地域の文化施設や多摩市民館などで、オペラ、バレエ、オーケストラ、室内楽、能・狂言、演劇、映画、落語、ロックなど多彩なジャンルの公演に20,008人のお客様にご来場いただき、盛況のうちに閉幕しました。
16回目の開催となった今年は、川崎市市制100周年及び全国都市緑化かわさきフェアを記念し、「緑と水のアート」と題したプレ・イベントを開催。麻生区片平の風の谷幼稚園や、新百合ヶ丘エルミロード、生田緑地の枡形山展望台、麻生区王禅寺西のパルシステム神奈川 麻生センターの4会場で、フルート演奏からブレイキン、ダブルダッチとトランペットの競演、さらにはサクソフォン・クヮルテットの演奏をお届けするなど、身近な場所でも様々な年齢層の方々に幅広いアートに触れていただく機会を提供いたしました。

この芸術祭は、市民による「アートボランティア」の皆様の力によって運営されておりますが、今年度は新たにご登録いただいた20名を含む、高校生から80代まで、100人を超える方々に、公演の開催準備、受付、場内案内などにご協力いただき、期間中に延べ870人の方々が従事くださいました。

今後もまた芸術を通し豊かな人生を送っていただけるよう、まちづくりの一翼を担っていきたいと思います。
ご来場いただきましたお客様、ご協力いただきました関係者の方々に心より御礼申し上げます。

photos: 増田雄介、松本和幸