公演情報 Concert Information

クラシック

小森谷巧と仲間たちによる室内楽名曲コンサート

5月3日(金・祝)開演18:00(開場17:30)

読響コンサートマスター・小森谷巧とともに「珠玉の室内楽名曲集」

読売日本交響楽楽団のコンサートマスター、小森谷巧が腕利きの若手奏者を率いて室内楽の名曲を披露、アルテリッカには初のお目見えとなります。前半はどこかで聞き覚えのある名曲の数々でプログラムを構成、後半のステージでは室内楽の頂点の一つに数えられるブラームスのピアノ五重奏、心ゆくまでご堪能ください。

  • 出演
    小森谷巧(ヴァイオリン)
    上野真理(ヴァイオリン)
    池辺真帆(ヴィオラ)
    野村杏奈(チェロ)
    久保田葉子(ピアノ)
  • 会場
    昭和音楽大学ユリホール
  • チケット料金
    全席指定
    一般3,500円
    学生1,800円
    ※未就学児の入場不可
  • 曲目
    ①モーツアルト:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 ト長調
     K.423 より 第Ⅰ楽章 Mozart :Duo in G major 1st.mov.5'
    ②ショスタコーヴィチ:2つのヴァイオリンのための5つの小品
     Shostokovich : Five pieces for two violins and piano 11'
    ③ハイドン:弦楽四重奏曲第77番 ハ長調「皇帝」より第Ⅱ楽章
     Haydn: String Quartet C major op. 76"Emperor" 4'
    ④シューベルト:弦楽四重奏曲第13番 イ短調「ロザムンデ」より第Ⅱ楽章
     Shubert : String Quartet in A minor "Rosamunde" 2nd mov. 5'  
    ⑤ボロディン:弦楽四重奏曲第2番ニ長調「夜想曲」より第Ⅲ楽章
     Borodin: String Quartet Nr.2 in D majpr "Nocturne" 3rd. mov. 4'
    ⑥メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 作品49 よりⅠ楽章
     Medelssohn: Pinao Trio Nr.1 in Dminor op.49 1st. mov. 11'
    ⑦ブラームス:ピアノ五重奏曲ヘ短調 作品34
     Brahms: Piano Quintet F minor op.34 44'

公演の見どころ聴きどころ

ドイツ音楽を中心にロシア音楽も楽しめます。曲想は限りなくロマンチック!
忘れかけた人恋しい気持ちが甦るかもしれません。
ネット全盛の時代にともすれば人同士の関係が希薄になり、心のすきまを感じるご同輩も少ないのではないでしょうか。
クラシックの室内楽はそんな貴方の魂を、「絶妙の距離感を保ちながら」埋めてくれることでしょう。演奏者は個性的であっても決してぶつからず、またそれでいて主張を失うことのない舞台を披露します。
音楽の息遣いをここでお楽しみあれ!

出演者プロフィール

小森谷巧(ヴァイオリン)
両親に手ほどきを受け、桐朋学園音楽科ディプロマコースを経て、ウィーン国立音大へ留学。 その後英国へ渡る。 徳永二男、ヨゼフ・スーク、イフラ・ニーマンの各氏に師事。 リピツァヴァイオリンコンクール、フムル国際コンクール等で、特別賞、シェリング賞などを受賞。英国を中心に欧州で活躍。 「The STRAD」で好評を得る。 英国王立音楽院の演奏ディプロマを首席で獲得し、帰国。 1987年、東京交響楽団に入団、首席コンサートマスターとして活躍。 1993年よりストリングス・アンサンブル「ヴェガ」のディレクター。 1994、96年には東京交響楽団ヨーロッパ公演のソリストとして、ウィーン、ミュンヘン、リスボン、バレンシアの各地で好評を博す。 1991年第1回出光音楽賞受賞、これまでに5枚のソロアルバムをはじめ数多くのCDをリリース。 1999年より読売日本交響楽団のコンサートマスター、現在にいたる。 ソリストとしては、東京を中心に定期的にリサイタルを行い、常に高い評価を得、読売日響、東京響、ロイヤルチェンバーオーケストラ、仙台フィルなどとも協演をしている。 室内楽奏者として、各地のさまざまな音楽祭で活躍しているほか、2006年から、ルートヴィッヒ弦楽四重奏団、2008から、ザ・グランド・トリオを結成し活動している。またこれまでに、ギュンター・ピヒラー、ネルソン・フレーレ、ジャン・ワン、などとも共演している。 近年は指揮者としても古典派の作品を中心に演奏活動をしている。 2007年には、クラシカ・ハヤマのスパークリングオペラ「ラ・ボエーム」を指揮し、好評を博した。 現在、昭和音楽大学教授。 サイトウ・キネンオーケストラ、読売日本交響楽団コンサートマスター。

小森谷巧オフィシャルサイト:http://www.dolcekomoriya.com/
上野 真理(ヴァイオリン)
桐朋女子高校音楽科を経て、桐朋学園大学卒業。卒業演奏会、読売新聞社主催新人演奏会に出演。その後、明治安田生命クオリティオブライフ文化財団の奨学生として、ウィーン国立音楽大学で研鑽を積む。江藤俊哉ヴァイオリンコンクール第1位入賞、神奈川フィルハーモニー管弦楽団とコンチェルトを協演。若い音楽家のためのサイトウキネンコンサート、ヨーロッパ・ソリスト・ルクセンブルクの欧州ツアーに参加。オーストリア国際室内楽音楽祭にて優秀賞受賞。東京文化会館新進演奏家デビューコンサート、和光市文化振興公社主催のヴァイオリンリサイタル、小平市図書館開館記念コンサート、宮崎国際音楽祭、東京丸ビルでのクラシックライブや美術館コンサートに出演。更に、kirara@アートしんゆり2014、三井住友信託銀行 Silver College コンサート、イタリアンレストラン「イル・カンピエッロ」ディナーコンサート等に出演。(公財)地域創造登録アーティスト。(株)プレルーディオ登録アーティスト。
池辺真帆(ヴィオラ)
神奈川県出身。3歳よりヴァイオリンを始める。桐朋学園大学音楽学部卒業。第80回桐朋学園室内楽演奏会に出演。テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラに在籍し首席ヴィオラ奏者等を務めたほか、客演奏者として多数のオーケストラ公演に出演。ヴァイオリンを名倉淑子氏、ヴィオラを岡田伸夫氏に師事。また、室内楽を青木十良氏、徳永二男氏、白尾彰氏、篠崎史子氏、東京クァルテットの各氏に師事。Quartet Sisleyメンバーとして様々な公演に出演。2018年4月より神奈川フィルハーモニー管弦楽団ヴィオラ奏者。
野村杏奈(チェロ)
7歳よりチェロを始める。桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)を経て、桐朋学園大学音楽学部を卒業。
第11回泉の森ジュニアチェロコンクール銅賞。
ザルツブルク=モーツァルト国際室内楽コンクール2013特別賞。
第7回蓼科音楽コンクール奨励賞。
第68回全日本学生音楽コンクール入選。
これまでにソロを間瀬利雄、倉田澄子、室内楽を毛利伯郎、藤原浜雄、徳永二男、佐々木亮、銅銀久弥の各氏に師事。昭和音楽大学合奏研究員。
久保田 葉子(ピアノ)
桐朋学園大学を卒業後、ドイツのヴュルツブルク国立音楽大学大学院にてコンサート・ディプロムを取得。音楽大学で研鑽を積む傍ら、ヴュルツブルク大学にて「外国人のためのドイツ語(DaF)」とサンスクリットを学ぶ。在学中よりシーボルト博物館、シュタイングレーバー・ピアノ工房等でピアノソロ・室内楽・歌曲伴奏の他、現代曲の初演やアウトリーチ・コンサートを行う。トッパンホールにおけるデビュー・リサイタルでG.クレーベのピアノ曲を日本初演。その模様はBSC Classicalで放送された。富士市の「見よ西風からの富士」ピアノコンクール最優秀賞受賞。「わかふじ国体オープニング・コンサート」、「三善晃プロデュース 響きあうピアノ」、東京文化会館にて日本演奏連盟主催によるリサイタル、「ふるさと新座館ピアノ開きコンサート」等に出演。十文字学園女子大学専任講師及び尚美学園大学非常勤講師。(公財)地域創造登録アーティスト。 (株)プレルーディオ登録アーティスト。
  • 小森谷巧イメージ小森谷巧 ©T-TOC RECORDS
  • 上野真理 イメージ上野真理
  • 池辺真帆 イメージ池辺真帆
  • 野村杏奈 イメージ野村杏奈
  • 久保田葉子 イメージ久保田葉子