2023年公演情報 Concert Information

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特別追加公演
「黒川稽古場村」合同公演 =篠田三郎 読響 佐藤美枝子・小堀勇介

4月15日(土)開演14:00(開場13:30)

劇団民藝、読売日本交響楽団、日本オペラ振興会 ─川崎市麻生区黒川に稽古場を有する実演芸術三団体による初の合同公演!

川崎市麻生区黒川は緑に囲まれたしんゆりの「里山」です。ここに劇団民藝稽古場(1982年開設)、読売日本交響楽団練習所(2018年開設)、日本オペラ振興会練習場(2022開設)が集結。2022年「稽古場サミットin黒川」で行われた講座では、芸術の創造と発展が関係者により熱く語られました。アルテリッカしんゆりでは、各団体を代表して朗読、クラシック弦楽四重奏、オペラアリアの華を咲かせます。

  • 出演/演目
    ◎劇団民藝 篠田三郎による名作文学の朗読
    【出演】
    篠田三郎
    【演目】
    藤沢周平作「山桜」

    ◎読売日本交響楽団メンバーによる弦楽四重奏
    【出演】
    瀧村依里(ファースト・ヴァイオリン)
    赤池瑞枝(セカンド・ヴァイオリン)
    三浦克之(ヴィオラ)
    唐沢安岐奈(チェロ)
    【曲目】
    ヴィヴァルディ:「四季」より“春”第1楽章(弦楽四重奏アレンジ版)
    ドヴォルザーク:ユーモレスク
    ドヴォルザーク 弦楽四重奏曲 第12番 ヘ長調 作品96《アメリカ》

    ◎日本オペラ振興会歌手によるオペラアリアコンサート
    【出演】
    佐藤美枝子(ソプラノ)
    小堀勇介 (テノール)
    瀧田亮子 (ピアノ)
    【曲目】
    ロッシーニ:オペラ『オテッロ』~ああ、なぜ聞き入れてくれないのか(テノール)
    ベッリーニ:オペラ『夢遊病の女』~私にとって今日はなんと素晴らしい日(ソプラノ)
    ドニゼッティ:オペラ『連隊の娘』~ああ、友よ!今日は素晴らしい日(テノール)
    團伊玖磨:オペラ『夕鶴』~与ひょう、私の大事な与ひょう(ソプラノ)
    ヴェルディ:オペラ『リゴレット』~かの声こそ心の太陽(ソプラノ&テノール)
  • 会場
    昭和音楽大学 ユリホール
  • チケット料金
    (税込)
    全席指定
    一般:4,000円
    U25席:2,000円

    ※未就学児の入場不可
    ※U25席=25歳以下または学生(要会場にて身分証提示)

出演者プロフィール

篠田三郎(しのだ さぶろう)
1965年、大映映画の東京撮影所第18期ニューフェイスに合格し、66年の池広一夫監督「雁」でデビュー。70年「高校生番長」で初主演し、以後シリーズ化された。71年には関根(現・高橋)恵子と共演した映画「高校生心中・純愛」がヒット。73年から74年にかけて放送された「ウルトラマンタロウ」の主人公・東光太郎役で幅広い層の人気を得る。「立花登 青春手控え」や、「水色の時」、「京、ふたり」や大河ドラマ「信長」「花の乱」「秀吉」などドラマに数多く出演。主な映画出演作は「金閣寺」(76)、「遠き落日」(92)、「郡上一揆」(2000)、「接吻」、「山桜」(08)、「白夜行」、「TAKAMINE」(11)など。
76年の初舞台『恋ちりめん』いらい舞台出演作も多く、『枯れすゝき』野口雨情(92年〜00)、『雪国』島村(01〜03)、『細雪』貞之助(01〜12)、『昨日までのベッド』ヴィクター(04〜06)、『喝采』フランク・エルジン(05〜07)、『日本の面影』小泉八雲(06〜09)、『三丁目の夕日』倉田八郎(08)、『旅館華村 若女将』(11)、『二番街の囚人』(22)など。
民藝での出演は『八月の鯨』マラノフ(13〜14)、『SOETSU』柳宗悦(16〜18)、『闇にさらわれて』クリフォード・アレン卿(19)、『ある八重子物語』古橋健一郎(20〜23)、「 篠田三郎・樫山文枝文学の夕べ 第1部「山桜」」(21〜23)。2020年1月より劇団民藝青山事務所所属。
瀧村依里(たきむら えり)ファースト ヴァイオリン
東京芸術大学附属高校を経て同大学を首席卒業、同大学院修了。ウィーン国立音楽大学大学院を修了。神戸市出身。第3回東京音楽コンクール、第8回フォーバルスカラシップ・ストラディヴァリウスコンクール、第77回日本音楽コンクールなど国内主要コンクールにて第1位。平成25年度神戸市文化奨励賞他受賞多数。(財)地域創造公共ホール音楽活性化事業登録アーティスト。現在、読売日本交響楽団首席奏者。
赤池瑞枝(あかいけ みずえ)セカンド ヴァイオリン
東京芸術大学音楽学部器楽科を卒業後、同大学音楽研究科修士課程修了。第1回東京室内楽コンクール、第6回日本室内楽コンクール入賞。1999年、2008年リサイタルを開催。JTアンサンブルシリーズに出演。オーケストラの他、室内楽奏者としても積極的に活動している。1998年より読売日本交響楽団ヴァイオリン奏者。
三浦克之(みうら かつゆき)ヴィオラ
4歳よりヴァイオリンを始める。桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学入学。 在学中にヴィオラに転向。卒業後、同大学研究科修了。 1995年、ロームミュージックファンデーション主催「夏のスイスセミナー」に参加。 これまでにヴァイオリンを村川千秋、松谷恵、濱野正、梅津南美子、ヴィオラを岡田伸夫、店村眞積、室内楽を名倉淑子、徳永二男、生沼誠司の各氏に師事。2000年より読売日本交響楽団ヴィオラ奏者。
唐沢安岐奈(からさわ あきな)チェロ
東京芸術大学、同大学院修了。ハンガリー国立リスト音楽院留学。 文化庁派遣芸術家在外研修員としてミュンヘンに留学。1991 年現代音楽室内楽コンクール第1位、ならびに朝日現音賞受賞。1992 年東京国際音楽コンクール室内楽部門第2位、ルフトハンザ賞受賞。 1996 年第 66 回日本音楽コンクール入選。全国でソロ・室内楽等で活躍中。現在、読売日本交響楽団チェロ奏者。
佐藤美枝子(さとう みえこ)ソプラノ
武蔵野音楽大学卒業。日本オペラ振興会オペラ歌手育成部第9期生修了。第7回財団法人五島記念文化財団奨学生。第30回日伊声楽コンコルソ第2位をはじめとする数多くのコンクールに入賞。第11回チャイコフスキー国際音楽コンクール声楽部門第1位。新国立劇場「カルメン」のミカエラで本格的オペラ・デビューを飾り、藤原歌劇団には2000年に「ルチア」のタイトルロールでデビュー。以後日本を代表するソプラノとして数多くのオペラ公演や、「NHKニューイヤー・オペラ・コンサート」等のコンサート、各地でのリサイタルなどで幅広く活躍。藤原歌劇団「リゴレット」のジルダを始めとする多くの公演で絶賛を博している。藤原歌劇団団員。日本オペラ協会会員。
小堀勇介(こぼり ゆうすけ)テノール
国立音楽大学卒業、同大学大学院修了。新国立劇場オペラ研修所第15期修了。2016年文化庁新進芸術家海外研修生として伊ボローニャへ留学。第7回静岡国際オペラコンクール入選及び三浦環特別賞受賞。第36回飯塚新人音楽コンクール第1位。第16回東京音楽コンクール声楽部門第2位。
16年ペーザロにてロッシーニ・アカデミー公演「ランスへの旅」リーベンスコフ伯爵、カナダにてロッシーニ・オペラ・アカデミー2016「ラ・チェネレントラ」ドン・ラミーロで出演。オーストリアにてチロル祝祭歌劇場公演「アルジェのイタリア女」リンドーロで欧州デビューを果たした。
藤原歌劇団には、18年「ラ・チェネレントラ」ドン・ラミーロでデビューし注目を浴び、19年「愛の妙薬」ネモリーノを好演。宗教曲等に於いても注目を集めている。
瀧田亮子(たきた りょうこ)ピアノ
武蔵野音楽大学卒業。新国立劇場オペラ総監督大野和士をはじめとする、多くの著名な指揮者のもとで研鑽を積み、共演ピアニストとして活動。世界的な大歌手であるE.オブラスツォワのリサイタルをはじめ、数多くのアーティストと共演。独奏から室内楽、オペラに至るピアノ演奏や、テレビ・ラジオ番組への出演、CDの録音など多岐にわたり活躍している。

関連URL

劇団民藝
HP:http://www.gekidanmingei.co.jp/
公益財団法人読売日本交響楽団
HP:https://yomikyo.or.jp/
公益財団法人日本オペラ振興会
HP:https://www.jof.or.jp/

  • 篠田三郎
  • 瀧村依里
    ©読響
  • 赤池瑞枝
    ©読響
  • 三浦克之
    ©読響
  • 唐沢安岐奈
    ©読響
  • 佐藤美枝子
    ©武藤章
  • 小堀勇介
  • 瀧田亮子