2023年公演情報 Concert Information
2023公演はすべて終了しました。
オペラ
<アルテリッカしんゆり2023オープニング公演>
藤原歌劇団公演
「劇場のわがままな歌手たち」
G.ドニゼッティ作曲
〈オペラ全1幕・字幕付き言語(イタリア語)上演〉
4月22日(土)開演14:00(開場13:00)
4月23日(日)開演14:00(開場13:00)
※各日13:15から作品解説あり
藤原歌劇団2023/24シリーズの幕開けは、ガエターノ・ドニゼッティ作曲のオペラ「劇場のわがままな歌手たち」を、第15回を迎える川崎・しんゆり芸術祭「アルテリッカしんゆり2023」参加公演としてお届けします。
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- 作曲
- G.ドニゼッティ
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- 指揮
- 時任康文
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- 演出
- 松本重孝
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- 出演
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ダリア(プリマドンナ):坂口裕子(4/22)/中井奈穂(4/23)
プローコロ:久保田真澄(4/22)/小野寺光(4/23)
アガタ:押川浩士(4/22)/三浦克次(4/23)
ルイジア(第二ソプラノ):中桐かなえ(4/22)/岡田美優(4/23)
グリエルモ(劇場歌手):持木 弘(4/22)/所谷直生(4/23)
ピペット(専属歌手):𠮷村 恵(4/22)/髙橋未来子(4/23)
ビスクローマ(作曲家):大石洋史(4/22)/鶴川勝也(4/23)
チェーザレ(台本作家):和下田大典(4/22)/月野 進(4/23)
インプレザーリオ(興業主):坂本伸司(4/22)/相沢 創(4/23)
ディレットーレ ディ パルコシェニコ(総監督):豊嶋祐壹
2023.01.25【謹告】藤原歌劇団公演「劇場のわがままな歌手たち」出演者変更について
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- 合唱
- 藤原歌劇団合唱部
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- 管弦楽
- テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラ
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- 会場
- 昭和音楽大学 テアトロ・ジーリオ・ショウワ
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- チケット料金
(税込) - 全席指定
S席:14,000円
A席:11,000円
B席:8,000円
C席:4,000円
U25割:半額※未就学児の入場不可
※U25割=25歳以下または学生(要会場にて身分証提示)
- チケット料金
公演の見どころ聴きどころ
【公演について】
本作は、「ヴィーヴァ・ラ・マンマ Viva la mamma」というタイトルで知られ、作曲家としてまだ駆け出しの頃のドニゼッティが、当時の劇場界の裏側を風刺して書いた作品です。ダリア(プリマドンナ)を演じるのは、坂口裕子と中井奈穂の二人のソプラノが務めます。ダリアの夫プローコロには、バスの久保田真澄と小野寺光、そしてマンマ・アガタを演じる二人のバリトンには、押川浩士と三浦克次を配しました。その他、歌唱演技を兼ね備えた藤原歌劇団を代表する歌手たちがコンメディア・デッラルテ(即興喜劇)のタッチで個性的かつ滑稽に描かれた音楽の世界で物語を展開させていきます。
指揮の時任康文が、テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラを牽引、演出はベテラン松本重孝が務めます。今回は、1831年にナポリで上演されたバージョンをもとにしたクリティカル版を中心として、さらに他の上演版のいくつかの曲も挿入したオリジナルバージョンで、全1幕として上演します。抱腹絶倒の公演を、藤原歌劇団の総力メンバーでお届けいたします。
【あらすじ】
劇場に隣接した広間で、歌劇《ロモロとエルシーリア》の稽古が行われ、プリマドンナが自信たっぷりにアリアを歌いひけらかす。そこに第二ソプラノの母親アガタがやって来て、いつもの如く娘のために出しゃばり始める。ロモロ役は降板し、その代役を(昔スカラ座の歌手だった?)アガタがすることに。しかしテノールはアガタの歌唱の酷さに、楽譜を破って出て行ってしまう。今度はテノールの役を、プリマドンナの夫プローコロが歌うことに。勝手ばかり言う歌い手たちを強制的に劇場に連行し、ようやく舞台稽古が始まるが、代役のアガタとプローコロの場面は散々なことに。その時、上演取り下げの知らせが入る。公演が中止…!? 報酬をあてにしていたツケの支払いをどうするか、それぞれ思案するのだが、さてさて結末やいかに…!
(髙橋和恵)
関連URL
公益財団法人日本オペラ振興会
HP:https://www.jof.or.jp/
- 時任康文
©yamaguchi - 松本重孝
- 坂口裕子
- 中井奈穂
©Virginio Levrio - 久保田真澄
- 小野寺光
- 押川浩士
©Yoshinobu Fukaya - 三浦克次
- 中桐かなえ
- 岡田美優
- 持木 弘
- 所谷直生
- 𠮷村 恵
- 髙橋未来子
©studio titto - 大石洋史
- 鶴川勝也
- 和下田大典
- 月野 進
- 坂本伸司
- 相沢 創
- 豊嶋祐壹
©Yoshinobu Fukaya