2023年公演情報 Concert Information

2023公演はすべて終了しました。

伝統芸能

川崎市地域文化財
乙女文楽公演

4月29日(土・祝)開演14:00(開場13:30)※人形解説つき上演

2023年は結成55年を迎え、川崎から世界へ活動の場を広げる「ひとみ座乙女文楽」

乙女文楽は、ひとみ座(ひとみ座乙女文楽)によって、50年以上にわたって川崎で伝承されてきました。国内外で公演するほか、拠点川崎市での普及公演、ワークショップにも広く取り組み、2018年に川崎市地域文化財として顕彰されており、満を持して川崎しんゆり芸術祭に初登場となります。浄瑠璃・三味線による本格的な上演は川崎市北部初となります!貴重な機会をお見逃しなく!

  • 出演
    ひとみ座乙女文楽
    浄瑠璃:竹本土佐子、竹本越孝
    三味線:鶴澤駒治、鶴澤津賀花

    【出演者変更のお知らせ】
    「乙女文楽」に出演予定でした鶴澤寛也さんが急逝されました。 心よりお悔やみ申し上げます。
    つきましては、三味線奏者を変更し、上演いたします。
    ご理解くださいますようお願いいたします。

    変更前)鶴澤寛也、鶴澤駒治 →変更後)鶴澤駒治、鶴澤津賀花

  • 会場
    川崎市アートセンターアルテリオ小劇場
  • チケット料金
    (税込)
    全席指定
    一般:4,000円
    学生:2,500円
    障がい者割引:3,500円

    ※未就学児の入場不可

  • 演目
    「増補大江山酒呑童子」戻り橋の段
    「傾城阿波の鳴門」順礼歌の段

公演の見どころ聴きどころ

乙女文楽は、三人遣いの文楽から生まれたひとり遣いの人形芝居で、三人遣いの表現力をひとりで実現しようとした世界的にもユニークな遣いです。演目は「増補大江山酒呑童子」では、悪鬼と渡辺綱の虚々実々の駆け引きの妙と激しい立ち廻りで、ひとり遣いの機動性を、「傾城阿波の鳴門」は、母娘の切ない愛情を描き、写実的で繊細な遣いを、乙女文楽の幅広い魅力を味わっていただける2本立です。浄瑠璃・三味線によるドラマチックな語りもお楽しみください。

関連URL

公益財団法人現代人形劇センター
HP:http://www.puppet.or.jp/

  • 撮影:古屋均