公演プログラム詳細 東京交響楽団 グリーンコンサート キンボー・イシイ(指揮)、笹沼樹(チェロ)|アルテリッカしんゆり公式ホームページ

2025年公演情報 Concert Information

クラシック

東京交響楽団 グリーンコンサート
キンボー・イシイ(指揮)、笹沼樹(チェロ)

5月6日(火・振休)開演15:00(開場14:15)

インターネット先行販売:2025年1月17日(金)10:00 〜24日(金)23:59
一般発売:2025年1月31日(金)9:00から

  • 出演
    指揮者:キンボー・イシイ
    チェロ独奏:笹沼樹
    管弦楽:東京交響楽団
  • 会場
    昭和音楽大学 テアトロ・ジーリオ・ショウワ
  • チケット料金
    (税込)
    全席指定
    S席:5,500円
    A席:4,500円
    B席:3,500円
    U25席:2,000円

    ※未就学児の入場不可
    ※U25席=25歳以下または学生(会場にて要身分証明書提示)

  • 曲目
    ドヴォルザーク:スラブ舞曲より
    ドヴォルザーク:チェロ協奏曲
    休憩
    ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界」
  • 主催
    ミューザ川崎シンフォニーホール(川崎市文化財団グループ)
  • 共催・協力
    川崎・しんゆり芸術祭(アルテリッカしんゆり)実行委員会

公演の見どころ聴きどころ

アントニン・ドヴォルザーク(1841-1904)は中央ヨーロッパに位置するチェコ共和国・プラハの郊外のネラホゼヴェス村に生まれた。
肉屋を営む父も弦楽器を演奏、作曲していたので、最初は父から音楽を学び、6歳からヴァイオリンを始める。プラハの国民劇場のヴァイオリン奏者になり、29歳の時に初のオペラ作品「アルフレート」を作曲。創作に時間を充てるためにオーケストラを退団し、その後プラハの教会のオルガニストに。30代、40代と作曲を中心にした生活を送る。スラブ舞曲はブラームスに憧れていたドヴォルザークが元はピアノ連弾に書かれた曲を管弦楽曲に編曲、45歳の時にこの作品72の8曲を作曲。51歳でニューヨークへ渡り、52歳で交響曲第9番「新世界」を作曲。この「新世界より」のほか、弦楽四重奏「アメリカ」、「チェロ協奏曲」と、ボヘミアの音楽や黒人霊歌をクラシックと見事に融合させ、後世に残る作品を作曲した。
今回指揮者キンボー・イシイは、ワールド・ワイドな指揮者として世界で活躍、これから本格的に日本でも活動を予定している楽しみな指揮者。チェロの笹沼樹も、東京交響楽団客演首席奏者、室内楽、ソリストとマルチに活躍している人気若手チェリスト。

出演者からのメッセージ

5月6日のコンサートを楽しみにしてくださっている皆さん、ありがとうございます。
当日は、新百合ヶ丘ならびに昭和音楽大学と大変縁のある昭和音楽大学第3代学長・チェリストの吉田貴壽先生愛用のチェロ、Marino Capicchioni "ex-Takatoshi Yoshida"で演奏いたします。
この楽器は、吉田先生ご自身が恩師であるガスパール・カサド先生と共にマリノ・カピキオーニの工房に赴き、吉田先生のための楽器制作を依頼し出来上がった特別なチェロです。
その温かく柔らかな、それでいて張りのある素敵な音色をお楽しみください。

笹沼 樹

  • キンボー・イシイ
    © 白土吉枝
  • 笹沼樹
    © Taira Tairadate