2026年公演情報 Concert Information
フラメンコ
PASSION ! フラメンコの世界!
5月4日(月・祝)開演17:00(開場16:30)
あの踊り、唄、魂の鼓動が迫ってくる
その瞬間にアルテ(芸術)が生まれるステージで皆さまをお迎えします。今年は会場をスタジオに移してさらに迫真の舞台が目の前に展開されれます。
軽快な明るいリズムで構成したアレグリアス(喜び)、情熱的で哀愁漂うフラメンコの中でも重要な深い豊かな感情を表すソレア(孤独)、4拍子系のタンゴ、今は珍しい唄って踊るルンベーラの妙技、ギターとカンテ(唄)、バイレ(踊り)の掛け合いにより、三位一体のアドリブで会話する「即興の融合した世界」が生まれる、その空間を共有してください。

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- 出演
- バイラオーラ(踊り手):手下倭里亜、三枝麻衣、正木清香
バイラオール(踊り手):鈴木時丹
ルンベーラ(唄い手・踊り手):チャチャ手塚
カンタオーラ(唄い手):小松美保
ギタリスタ(ギター奏者):今田央
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- 会場
- 昭和音楽大学(北校舎) スタジオ・リリエ
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- チケット料金
(税込) - 全席指定
一般:5,500円
U25席:2,000円
※未就学児の入場不可。
※U25席=25歳以下または学生(会場にて要身分証明書提示)
- チケット料金
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- 曲目
- 予定される代表的曲目
タンゴ、シギリージャ、セビージャナス、マラゲーニャ など。
タンゴ:2拍子の強いアクセントを持つタンゴの曲想はリズミカルで心を躍らせます。
シギリージャ:19世紀から受け継がれ最も古いフラメンコ形式の1つで嘆き悲しみが原点。変則的な5拍子のリズムと重々しくドラマチックなメロディーラインが特徴。
セビージャナス:セビリア地方の春祭りの時に老若男女ともに踊り、歌い町中をあげて楽しまれる3拍子系のお祭り曲です。
マラゲーニャ:スペイン南部の海辺の街、マラガの民謡がもとになった伝統的なフラメンコの曲。自由リズムで表現豊かなメロディーが特徴。
(曲目変更の場合あり)
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- 主催
- 川崎・しんゆり芸術祭(アルテリッカしんゆり)実行委員会
公演の見どころ聴きどころ
昨年大好評のフラメンコカンパニーがしんゆりで再演!見るものを引き込んでしまう、フラメンコの情感がほとばしる豊かな表現、ハートを震わす独特のリズム、哀感に満ちたうなる歌声、心をかき乱すギターの響き、これらの生のステージが暴風雨のように貴方のハートを鷲掴みにします。押さえ込んでいた欲望の栓が引き抜かれ、心が解き放たれる。ことばが分からなくても伝わってくる。フラメンコ通の方も、初めての方も楽しめるライブです。出演は手下 倭里亜 (テガ・イリア)をリーダーに本場スペインで研鑽を積み活躍中の練達のメンバーが揃いました。
出演者プロフィール
- 三枝麻衣(さえぐさ まい) バイラオーラ(踊り手)
- 10歳よりフラメンコを始め13歳で単身渡西。
その後、数回の留学の間マリア・マグダレナ、ラ・チーナ、ファルキート他に師事。
第13回日本フラメンコ協会主催新人公演 奨励賞受賞。教授活動としては、踊り・唄・ギターの三位一体を目指したレッスン内容を基本に後進の指導を行う。
- 正木清香(まさき さやか) バイラオーラ(踊り手)
- 幼少の頃よりクラシックバレエを学ぶ
日本女子体育短期大学舞踊専攻卒業
2003年〜2005年スペイン・セビージャへ留学
2006年東京都内などで自身の教室を開設
2009年8月ANIF日本フラメンコ協会新人公演
「準奨励賞・話題賞」受賞
2013年2月マルワ財団CAFコンクール
「第三位・特別賞コンセルバトリオ賞」W受賞
現在スペイン短期留学を繰り返しながら
ソロ活動を中心に舞台、都内タブラオ出演
大道芸グループ「オジロス」立ち上げなど精力的に活動
- 手下倭里亜(てが いりあ) バイラオーラ(踊り手)
- モダン、クラシックバレエの後フラメンコに出会う。小島章司フラメンコ舞踊団員として数々の作品に参加後、独立。
1989〜90年、1993〜94年渡西。シロー、マノロ・マリン、ラ・トナなどに師事。後にマヌエラ・カラスコ、アンヘリータ・バルガスらに感銘、師事。2001年湯島にスタジオ開設14年。2014年神保町に本格的照明音響完備ライブのできる多目的スタジオ再設立。バイレ、ギター、カンテの三位一体の追求と共に自身のフラメンコ表現の新たな可能性を追求中。
- 鈴木時丹(すずき じたん) バイラオール(踊り手)
- 幼少期より舞踊家大塚友美(母)とギターリスト鈴木尚(父)の影響でフラメンコに触れる。
2012年 トルコで行われたアンカラ国際フラメンコフェスティバルに出演。
2018年 渡西し、主にEl Torombo やPepe torres らのもとでフラメンコの美学を学ぶと同時に、ヒターノ(ジプシー)たちの芸や生き様に魅了される。
第12回エルスール財団フラメンコ部門新人賞受賞。
Sevilla にある老舗のペーニャ、Peña Torres Macarena にてソロライブを行う。
- チャチャ手塚(本名 手塚真智子) ルンベーラ(唄い手・踊り手)
- 河上鈴子氏に師事しクラシックバレエの基礎を学ぶ。その後スペイン留学。バイレを学ぶと共にルンベーラのアンヘラ・ドラードにも師事。以降踊り手とルンベーラとしてタブラオ、舞台で活躍。1993年中目黒にスタジオ設立し後進の指導にも意欲的である。現在日本フラメンコ協会副会長として普及活動を行っている。
- 小松美保(こまつ みほ) カンタオーラ(唄い手)
- 静岡県沼津市出身。東京外国語大学在学中にフラメンコに出会う。クリスティーナ・へレン財団フラメンコ芸術学校にてカンテの基礎を学んだ後、渡西を繰り返し様々なアーティストに師事。現在は都内を中心にタブラオ出演等の活動を行っている。
- 今田央(いまだ ひろし) ギタリスタ(ギター奏者)
- 大学在学中にフラメンコギターを始める。鈴木英夫、日野道生に師事。1992年に渡西。マドリッドにてホセ・ルイス・モントンに師事。1993年よりヘレス・デ・ラ・フロンテーラに居を移す。パリージャ・デ・ヘレス、マノロ・サンルーカルに師事。1995年帰国。1996年日本フラメンコ協会第5回新人奨励賞を受賞。2006年より日本フラメンコ協会理事。現在洗足学園音楽大学非常勤講師。
手下倭里亜 © Yuki Omori
三枝麻衣
正木清香
鈴木時丹
チャチャ手塚
小松美保
今田央
