公演プログラム詳細 小泉八雲伝と「怪談」~一龍斎貞鏡の講談と佐野史郎の朗読による~|アルテリッカしんゆり公式ホームページ

2026年公演情報 Concert Information

講談・朗読

小泉八雲伝と「怪談」~一龍斎貞鏡の講談と佐野史郎の朗読による~

4月29日(水・祝)開演14:00(開場13:30)

「ハーンさん、「怪談」ですよ!」よみがえる小泉八雲の世界

一龍斎貞鏡の講談によってお届けするのは、NHK朝の連続テレビ小説でも知られている「小泉八雲伝」「飴を買う女」。後半は、俳優・佐野史郎が登場し、「耳なし芳一」を朗読!

coming soon

  • 出演
    一龍斎貞鏡(講談師)
    佐野史郎(俳優)
  • 会場
    麻生市民館 大ホール
  • チケット料金
    (税込)
    全席指定
    S席:5,000円
    A席:4,000円
    U25席:2,000円


    ※未就学児の入場不可
    ※U25席=25歳以下または学生(会場にて要身分証明書提示)

  • 演目
    第一部 「小泉八雲伝」、「飴を買う女」(一龍斎貞鏡)
    第二部 「耳なし芳一」(佐野史郎)
  • 主催
    川崎・しんゆり芸術祭(アルテリッカしんゆり)実行委員会

公演の見どころ聴きどころ

1890年に来日したハーンの目に映った日本の印象は、急速に西洋文明化する中で日本人が失っていった精神性であり、強く心惹かれた。松江でセツと結婚しセツが表情豊かに語る日本の怪談話を身もだえしながら聞いたという。そこには目には見えないけれども確実にそこに息づいている死者の世界との豊かな交流があることを知った。それは単なるアニミズムを越えて日本人の道徳観や生き方のもとになっていた。ハーンによってそれは文学へと昇華させられた。アルテリッカのお客様には、物質文明が頂点に達したかに見える現代日本のここ新百合ヶ丘で「忘れえぬ日本の面影」に浸っていただきたい。悲しいまでに美しいセツとハーンの世界である。

出演者プロフィール

講談師 七代目・一龍斎貞鏡 ICHIRYUSAI TEIKYO
実父に講談師 八代目・一龍斎貞山、祖父に七代目・一龍斎貞山、義祖父に六代目・神田伯龍を持ち 世襲制ではない講談界に於いて初の三代続いての講談師。
硬派な古典演目の研鑽と同時に、NHK交響楽団と講談のコラボレーション公演や、第五子出産後二週間で高座復帰をし、自らの育児と講談の両立奮闘を描いた創作講談「育児奮闘講談」を初披露。現在、五児の母として芸道と子育ての両立に邁進中。
佐野史郎(俳優) Shiro Sano, actor
1955年3月4日生まれ。島根県松江市出身。1975年、劇団シェイクスピア・シアターの旗揚げに参加。1980年、唐十郎の劇団状況劇場入団。1986年、林海象監督「夢みるように眠りたい」で映画主演デビュー。1992年、ドラマ「ずっとあなたが好きだった」(TBS)の冬彦役が社会現象となる。近年の主な出演作に「限界団地」(東海テレビ)、「西郷どん」(NHK)、「ばけばけ」(NHK)、映画では「HAPPYEND」(空音央監督)、「グッドニュース」(ビョン・ソンヒョン監督)など。松江南高校の同級生でギタリストの山本恭司と共に、2007年より「小泉八雲・朗読のしらべ」を継続中。
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